ゆめにっきDDと本家ゆめにっきを同時に進めて分かった共通点

数十分前ぶりですね、こさかさんです。

 

ゆめにっきDD本家ゆめにっき(アプリ版)を現在同時進行でプレイしています。

それ故に今回の記事はネタバレ注意です。がんばれ!

 

さて、同時進行していると分かることが出てきました。それは『やはりこのゆめにっきDDはノベライズ・コミカライズ同様に本家ゆめにっきの1考察である』ということです。

 

このゲーム、に色々と文句は言いましたが世界のつながり自体はかなり本家を踏襲されています(ある程度カットされているところや、本家で繋がりのないところ同士が新たに繋がっているところもあるが、基本的には本家と同じ流れをしている)。例えば、電車と桟橋とまじょの樹がある森。雪原と浅瀬。バラック小屋の集落と荒野とピラミッドと幽霊のいる公園。

 

そんな中で、本家の数字の世界へ行く扉は、ゆめにっきDDの方では本家には無い学校をハッキリと描いた世界となっています。ここが最初に『ゆめにっきDDは考察の1つである』と思った世界でした。

本家の数字の世界は、床に描かれた数字、マップと同じものが遠く見えている背景、沢山の人が肩を組んでいるように見えるような絵がずらっと描かれた壁人の顔が並んだようなナナメの壁、下の方を流れる水路、大量のベッド、丸に脚が生えた変なやつ、大人しい鳥人間…それらが存在します。また、所々にある扉をくぐるとミッチリと丸に脚が生えた奴が詰め込まれているところや、暗がりに街灯だけが並んでいて1ヶ所だけ元の数字の世界と同じ区域がぽつんとある空間に辿り着き、口から赤いものを流している壁に触れれば3人の発狂鳥人間に追われるクローゼット(沢山ある中のどれか一つが出口になっている)が沢山ありギロチン台のある空間に放り込まれます。

確かに此等は言われてみれば『学校を思い起こさせるようなものが多い』です。壁の顔や肩を組んで並ぶ人はグループを作り遊ぶ生徒たち。ベッドは保健室ギロチン台の空間は、いじめの暗喩とも取れます。

そして、ゆめにっきDDでは街灯が並んでいる世界に、学校の世界から行けるもう一つの学校の世界から教室の戸をくぐると行けます。どこか重苦しい心境を思わせるような空間です。足の生えた丸いやつは何故かサイコロになってました。なんで?

 

やはりこのゆめにっきDDというのは考察の1つの形だと思うのです。

 

しかし、そうだとするなら本来数字の世界とは全然関係ないところで会えるはずのモノ江さんは、何故あの場にいるのでしょう

本家ではニヤリとほくそ笑んでワープをするため、どこか掴みどころのなさを感じさせるミステリアスな存在でした。しかしゆめにっきDDでは一転してずっと泣いていたり、近寄ると叫んだり、自分の写真を手にすると消えてしまったり…どちらかと言えば人間らしさの強く残る、儚げな存在に見えます。

 

ゆめにっきDDはゆめにっきのその後の世界を描いたゲームだったりして。

 

ところでモノ江さんといえば(特に接点はないが同じ雰囲気の世界にいて外見が似ているという理由から姉妹設定をよく二次創作で付けられている)モノ子です。あっちはなんかずるずるさん(今の人に伝わるのかこれ?)みたいになってました。どっちかと言うとモノ子ッッ可愛いよおかわいいいよォモノ子ォォアアァァアアァッ!!って言ってる側の奴だわこれ。こわっ!でも可愛い!

モノ子は可愛さとわけのわからなさとシュールさと可愛さと気持ち悪さと可愛さ可愛さ可愛さがメインのキャラクターなので、敵キャラとして出されると複雑です。事故死した友人説から取ってるのか何なのか…あれですかね、窓付きが原因で事故に遭い今も意識が戻らない重体の友人という感じなんでしょうか。

 

そう考えるとこのDD版窓付きは所謂トラブルメーカー(?)的なやつなんですかね。温泉さん→死体さんのイベントもまるで窓付きのせいで環境が変わってしまいそれに負い目を感じているかのような描写ですし。それが原因でいじめられているのかな?学校の世界でのたらい回しお使いイベントも、筆・トライアングル・教科書はそれぞれ私物をいじめっ子たちに隠されてそれを探していることを暗示している(お使いを要求する彼らは窓付きの“アニムス”なのか)?

 

そうそう、私はなんとなく死体さん=窓付きのアニムス説ってのを考えてたんですけど、それとゆめにっきDDのイベントを合わせると『自分の犯した過ちから自分を取り巻く環境が変わってしまった』とも受け取れますね。

 

今はたらい回しがめんどくさくなって一回探索した世界をもう一度探索しようとして飽きて止めてCivilization6やってますが、そのうちまたすぐ続きをやるつもりなので、つづきを見たらまたこのゆめにっきDDがどういう考察を内包しているのかが分かったりしますかね。まぁ、ノベライズコミカライズと同じ楽しみ方をしています。

 

アクションホラーゲームにしては操作感がもっさりしてて煩わしいけど

 

ではまた